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Marat/Sade 公演動画公開

2017年板橋区を表敬訪問したボローニャ市視察団 マルコ・ロンバルド市長助役、ボローニャ市、エミリア・ロマーニャ州立ボローニャ地域保健連合機構、イタリアの劇団アルテ・エ・サルーテ、NPO法人東京ソテリアの方々という構成でした その際に通訳をさせていただいたご縁で、今年は東京ソテリアさんと直接お仕事をさせていただきました

1978年制定のバザーリア法により、精神病院というものが撤廃されているイタリア 一方今でも精神疾患を抱える方に対する隔離や強制的&無意味な入院、身体拘束の行われている日本

性別、性的指向、人種、身体的条件など様々な観点における平等が叫ばれつつ全く実現していないこの世の中において、これまで各人が気付きもしていなかった社会の様々な側面に視野を広げることはひとつ助けになるのかも知れない、と思っています。

精神疾患を抱えた方々に俳優という職業を与えることにより、患者のソーシャルインクルージョン(社会的包摂)を目指す Arte e Salute(アルテ・エ・サルーテ)と東京ソテリアの方々の取り組み

今年はボローニャと日本の劇団員の皆さんが共同で日本の劇場での公演を開催する予定でしたがおなじみの事情によりそれが実現せず、代わりに動画によるコラボ上映が行われました。

それに寄せた関係者の方々の文章の翻訳や上映イベントでの通訳を10月かなりたっぷりさせていただいた次第です。九段下の東京文化会館を始め、日本各地の会場を巡業しながら公開されたナンニ・ガレッリ氏監督(&出演)の『マラー/サド』が多言語、手話通訳、バリアフリー字幕付きでこの度公開されたようですので、よろしければご覧ください。精神疾患の方々(とそのケアにあたっている方々)による演劇というものがどんな仕上がりになっているのか、飛ばし飛ばしご覧いただくだけで十二分の効果があると思っています。

メールアドレスと PW(または Facebook 登録など)で アカウントを作成する必要があるものの視聴は無料

https://theatreforall.net/movie/maratsade/

公演パンフレット https://marat-sade.com/book (華原朋美さんの言葉を含む: https://marat-sade.com/a/199



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